子どもは何歳になっても お母さんには元気で笑っていてほしい
親の老い
久しぶりに里帰りをした
たいした中身のない会話
ただ当たり前に時間が流れ
いつものお気に入りの美濃地方特産の「ころうどん」を食べる
しかし、良くしゃべる父
「うるさいな~・・・」心の中での声
そして、実家に帰った時は、必ずお墓参りに行く
おじいちゃんが大好きだったから
これが私の実家での当たり前の様子
しかし、今回母親の様子が違って見えた
こんなに衰えていたっけ???
(心の声)
目が見えない
感覚が鈍っている
足元がおぼつかない
動作が緩慢
そんな姿を見て、イラつく自分がいた
なぜだろう・・・・
親の老いを受け入れたくないのだ・・・
私の中の母は元気で
掃除が好きで
料理が好きで
近所の人とおしゃべりが好きで
口うるさく
・・・・・・・・
いつまでも元気な母の姿が私の中にある
なのに目の前に居る母は
老いた母の姿
子どもは何歳になっても
お母さんには元気で笑っていてほしいのだと
改めて感じた
53歳になった子どもが母に見る思いであった